マーケットデータ

DXC Fixnetixは世界90以上の取引所や電子通信ネットワーク(ECN)への直接アクセスを通じてネイティブ形式・正規化形式のマーケットデータを提供しています。マーケットデータは取引マシンエンジンに最も近いロケーションで処理され、DXC Fixnetixの低レイテンシ接続を通じ複数のデータセンターに配信できます。

また、サービスの可用性と取引所障害復旧(DR)サイトへのアクセスを担保するため、当社のマーケットデータおよびインフラは2つのストリームで運用されています。ひとつは取引所ストリームフィードAを提供するもので、注文フロー、マーケットデータ再リクエスト、トラフィックのリモートコロケーション管理といったTCPトラフィックのプライマリパスとして使用します。もうひとつはTCPトラフィックのバックアップパスとして使用するストリームフィードBです。

接続については、コロケーション内での共有容量または専用容量を1GBと10GBから選択できます。詳細な打ち合わせを通じてクライアントの注文フローのボリュームを判断し、市場ごとに必要な容量を確認させていただきます。

当社ネットワークは可用性、容量、さらにはエンドツーエンドのレイテンシがモニタリングされるほか、ECN、取引所DRサイトへのアクセスを含むすべての接続性にレジリエンスと多様性が確保されます。

iX-Max正規化マーケットデータ

DXC Fixnetixは様々な要件への対応を目指し、この数年の間にiX-Maxというマーケットデータのフィードプロトコル&配信プラットフォームを展開しました。iX-Maxの所有権はDXC Fixnetixが100%保有しており、開発も当社スタッフが行っています。このことから、クライアントからの強化要請、バグフィックス、取引所の指示による変更への対応力が大幅に向上し他のプロバイダを凌ぐものとなっています。

現在、iX-Maxフィードハンドラとその下で動作する配信アーキテクチャ(該当する場合)はいくつかのサードパーティ製レガシーハンドラに比べて格段に優れたレイテンシ性能を発揮することが確認されています。市場とハードウェアプラットフォームによっても異なりますが、レイテンシの短縮率は平均で25~50%にのぼります。これだけでiX-Maxへの移行を決定したクライアントもいるほどです。

iX-Maxのモニタリング機能ではクライアントも情報にアクセスができ、システム可用性、ステータス、レイテンシなどについてDXC Fixnetixと同じ情報を確認することができます。こうした透明性は当社クライアントにとって重要な要素のひとつです。

iX-Maxはすでに欧州のすべての主要キャッシュエクイティ取引環境、優先度の高い主な先物・デリバティブ市場取引に対応するための開発を完了しています。DXC Fixnetixでは、今後もクライアントの要望に応じて対応市場を拡張する予定です。特定環境でiX-Maxのサポートが必要な場合はぜひお問い合わせください。また、サンプルコードやドキュメント、UAT環境へのアクセスも喜んでご提供いたします。なお、当社は移行にかかるクライアント側の作業を最小限にするよう努めていますが、どうしてもクライアント側の作業が必要になる場面があります。当社ではそのようなプロセスにおけるサポートも提供しております。

パフォーマンス最適化のためのコロケーションや、複数市場デリバリーのための一元化など、iX-Maxは個別クライアントの要件に応じて様々な方法で展開できます。iX-Max分散型アーキテクチャならば規模の大小を問わず効果的な展開が可能です。

まとめると、DXC Fixnetixは100%自社の管理下にありサードパーティへの依存性がほとんどないiX-Maxフィードを通じて継続的にマネージド型マーケットデータフィードサービスを提供することができます。つまり、効果的なサービスモデルを通じて透明性の高いサービスを提供するとともに、新たな要件が発生した場合にも直接顧客と連携して効果的に対処することができるのです。